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癒されたいときに見てほしい温かく優しい気持ちになる動画

心が荒んだ時、落ち込んだ時、疲れ切って心が荒んでいることにも落ち込んでいることにも気づかないときに見てほしい動画を厳選しました。

管理人の好みで選択した作品ですのでランキング形式では無く順不同です。


見終わった後、心が温まりほっこりと優しい気持ちになれば良いのですが......。


本ページの情報は2024年3月時点のものです。記事内に動画視聴が可能なサイトを紹介していますが最新の配信情報は各サイトにてご確認ください。

舟を編む

舟を編むのイメージ画像
出典:Amazon プライム・ビデオ

辞書作りに没頭する若き編集部員と仲間たち

『舟を編む』は三浦しおん原作の小説で2011年に発売され2012年に本屋大賞を受賞している。

玄武書房の営業部だった馬締 光也(まじめ みつや)は言語学専攻のキャリアを認められ辞書編集部に移動となり見出し24万語にも辞書作りに情熱を燃やす。
辞書を言葉の海を渡る舟に例え、その舟を編む(編纂する)と言う意味でこの題名になったそうです。

作品紹介

松田龍平演じる馬締 光也はその名の通り真面目だけが取柄のような変人。大学院で言語学を専攻していたが人とのコミュニケーションを上手く取る事が出来ず営業部の厄介者だった。

玄武書房で『大渡海』と言う辞書を発行するにあたり言語学のキャリアを認められ辞書編集部に配属となり能力を発揮していく。

辞書編集部には地味な仕事に不向きな西岡 正志(オダギリジョー)や入社以来、辞書一筋で近く定年退職する荒木 公平(小林薫)、『大渡海』を監修する国語学者の松本 朋佑(加藤剛)ら個性的な人物がいて彼らとのやり取りが面白い。

『右』を定義せよと言う問いに対し馬締は「西を向いたとき北に当たる方」と答え国語学者松本先生は「数字の10の(0)の方」と答える。なるほど辞書と言うのはそういうものだな......。と考えさせられました。

宮﨑あおい演じる林 香具矢(はやし かぐや)が京都から馬締が学生時代から住むアパート「早雲荘」に引っ越して来た。
アパートの大家、タケの孫娘になる。東京の割烹で板前修業をするためだが馬締が香具矢に一目ぼれし仕事も手に付かなくなってしまう。

コミュニケーションが苦手な馬締は香具矢に「恋文」を毛筆による行書体で書くが香具矢に読めるわけが無く割烹の親方に読んでもらい恥ずかしかったと言って怒って帰ってくる。「大事なことだからちゃんと言葉にして」

今、「恋文」を渡す人はいないでしょうね。でも不器用な馬締の気持ちは他の人がしないだろう「恋文」を行書体で書く事で香具矢に伝わったんじゃないのかな?と思います。

後に「恋」は馬締が語釈を任され「ある人を好きになってしまい、寝ても覚めてもその人が頭から離れず、他のことが手につかなくなり、身悶えしたくなるような心の状態。 / 成就すれば、天にものぼる気持ちになる。」となる。

馬締は言葉をたくさん知っているのに自分の気持ちを伝えるツールとして使えないんですね。でも決してあきらめない、辞書作りを通してその事を知っていく。

一冊の辞書を発刊するのに15年の歳月を費やしコツコツと地道な作業を積み重ねていく物語です。

とにかく良い人しか登場しない、真面目に取り組めば物事は成就するんだ......。と言うことを学んだように思いましたね。

『キャスト』
松田龍平
宮﨑あおい
オダギリジョー
小林薫
加藤剛
伊佐山ひろ子

『劇場公開日』2013年4月 
『原作』三浦しおん
『監督』石井裕也
『配給』松竹 アスミック・エース



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阪急電車片道15分の奇跡

阪急電車片道15分の奇跡のイメージ画像
出典:Amazon プライム・ビデオ

あなたの事をちゃんと見ていてくれる人がいる

この作品の舞台となった阪急今津線は大阪と神戸の中間くらい「今津」から「宝塚」までを南北に繋いでいる阪急神戸線の支線になります。
阪急神戸線の「西宮北口」から南へ2駅、北へ8駅の10駅「宝塚」は宝塚歌劇団のある郊外の閑静な住宅街です。

作品紹介

人はそれぞれ皆、色んなやりきれない気持ちを抱えて生きている。
死ぬほどつらい訳ではないけれど どうにもならない思いを抱えて生きている


そしてその気持ちはだれにも言えないのだ。


誰かに言っても仕方のない事だと諦めるしかない。皆そう思っている。
自分自身で解決するしかないんだ。

この世界にはこんなにも沢山人がいるのに、同じ場所で同じ時間を一緒に生きている人がこんなにもいるのに、それは何の意味も持たない。

名前も知らない人たちは私の人生に何の影響ももたらさないし私の人生も誰にも何の影響も与えない。
世界なんてそうやって成り立っているんだ



そう思っていた でも……。

引用 阪急電車片道15分の奇跡

後輩女子社員に婚約相手を寝取られた32才のOL

息子の嫁と折り合いが悪い65才初老の女性

大学受験で揺れ動く18才女子校生

彼氏のDVに悩む21才女子大生

派手好きな主婦友達の強引な誘いに悩む42才主婦

大学に馴染めない自衛隊オタクの19才男子大学生

大学に馴染めない田舎出身の19才女子大学生

イジメにあっている8才女子小学生


これらの悩みを抱えた人たちが阪急今津線で出会い助け合い慰め合って明日に向かっていく。


誰にも認めてもらえなくても、この世界にはあなたの事をちゃんと見ていてくれる人がいるから......。


ふと思い出しては見てしまう私のバイブルのような物語です。

『キャスト』
中谷美紀
戸田恵梨香
宮本信子
芦田愛菜
南果歩
有村架純
谷村美月
勝地涼
高須瑠香

『劇場公開日』 
『原作』有川浩
『監督』三宅喜重
『配給』東宝



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ホノカアボーイ

ホノカアボーイのイメージ画像
出典:Amazon プライム・ビデオ

ハワイの大自然とゆっくり流れる時間、美味しそうな料理、豊かな人の心

一年間の休学を取りハワイ島のホノカアで映画館で働くレオが現地の日系人と交流し大人になっていく物語。
吉田玲雄(レオ)のハワイ滞在体験を映画化した岡田将生初主演の日本映画です。

ホノカアはハワイ島の北の端に実在する小さな町。

映画に登場する料理を監修したのは、料理研究家の高山なおみ。

主題歌は小泉今日子。作詞:高崎 卓馬 作曲:斎藤 和義

作品紹介

これと言ったストーリーは無い。彼女に振られ一年間の休学を取りハワイ島のホノカアで映画館で働くレオが現地の日系人と交流し大人になっていく物語。

主なキャストは以下の通りです。

食いしん坊で映画館の女主人エデリ - 松坂慶子
時代遅れのヘアスタイルでカットする理髪店のみずえ - 正司照枝
87歳にしてエロ雑誌を見るのが楽しみのコイチ - 喜味こいし
レオの恋人役の(振られるが)マライア - 長谷川潤
マライアに嫉妬する偏屈だが可愛い初老のビー - 倍賞千恵子

芸達者なベテランが揃っていて初主演の岡田将生を助けています。

ハワイの雄大な大自然とゆったり流れる時間、ビーの作る美味しそうな料理。

この手の映画は賛否両論に分かれ「退屈だ」という方もいれば「最高に癒される作品だ」と言う方もいる。

近年は大迫力画面や映像美に支えられた映画が多く、観客が画面から与えられる事に慣れきってしまっていると、この作品に入っていくのが難しいのかも知れません。

ラストの糸電話のシーンでは少しジーンと来ましたね。

『キャスト』
岡田将生
倍賞千恵子
吉田玲雄
長谷川潤
正司照枝
喜味こいし
松坂慶子

『劇場公開日』2009年3月 
『原作』吉田玲雄
『監督』真田敦
『配給』東宝


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おと・な・り

おとなりのイメージ画像
出典:Amazon プライム・ビデオ

アパートの隣の部屋に住みながら顔も知らない2人が「音」で通い合う

「おと な  り」は「お隣」と「音 鳴り」の両方を掛けているのでしょうね。

挿入歌は『はっぴいえんど』の「風をあつめて」ですが、この曲がストーリーに大きな役割を果たしています。

岡田准一と麻生久美子のラブストーリー

作品紹介

モデルの撮影に明け暮れる新進カメラマンの野島聡(岡田准一)は今の仕事を捨てて風景写真を撮りたいと思い悩んでいる。

花屋でアルバイトしている登川七緒(麻生久美子)はフラワーデザイナーを目指しフランス留学を控えている。

隣の部屋に住みながら互いに顔も知らない同士が壁越しに聞こえる互いの『生活音』で癒され心を通わせていきます。

脇役に谷村美月、とよた真帆、平田満、森本レオなど豪華な顔触れがそろっています。

セリフだけのエンドロールが心地よく温かい気持ちにさせてくれて見終わった後、自然と口元が緩むような作品です。

『キャスト』
岡田准一
麻生久美子
谷村美月
岡田義徳
池内博之
とよた真帆
平田満
森本レオ

『劇場公開日』2009年5月 
『脚本』まなべゆきこ
『監督』熊澤尚人
『配給』ジェイ・ストーム



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セトウツミ

セトウツミのイメージ画像
出典:Amazon プライム・ビデオ

会話のピンポン、関西弁の間が面白い

「セトウツミ」は『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2013年5月号から2017年12月号まで連載された漫画が映画化された。
このタイトルは瀬戸(セト)と内海(ウツミ)から取っている。

池松壮亮と菅田将暉のW主演、ロケ地は大阪府堺市堺区戎島町あたり

作品紹介

全8話ですがこれと言ったストーリーはありません。

サッカー部を止めて暇を持て余している瀬戸小吉 -(菅田将暉)と塾へ行くまでの暇つぶしをする内海想 ( 池松壮亮)が放課後、川べりの石段に座りながらシュールな会話を繰り広げる。

優等生、イケメンでクールな内海想とギザギザ頭で天然ボケの瀬戸小吉が関西弁で会話するだけなのだが関西出身の菅田将暉の「話の間」と仕草、表情が絶妙で笑わせます。

漫才のような掛け合いに思わず口元がほころんでしまうでしょう。

ホンマ メッチャ! オモロイデ~~

『キャスト』
池松壮亮
菅田将暉
中条あやみ
鈴木卓爾
成田瑛基
岡山天音

『劇場公開日』 2016年7月
『原作』此元和津也
『監督』大森立嗣
『配給』ブロードメディア・スタジオ


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まとめ

いかかだったでしょう、見たい動画はありましたか?

今後、動画数を増やしていくつもりです。ジャンルも感動モノやラブストーリー等の邦画や洋画も紹介していきたいと思っていますが基本的に管理人が実際に見てご紹介したい映画だけに絞りますので気長にお待ち願えれば......。と思います。



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